新福寺
 宝国山清浄光院新福寺「浄土宗」1673年の大萱新田村の開村に備え縁心寺(膳所)の差配により常善寺(草津)の別園であった塔頭(たっちゅう)「新福寺」という古い寺号を譲り受けて、月輪新田に創建された。
 新福寺本尊「阿弥陀如来立像」は像高115.3cm。一木造で四尺あり平安時代前期の作といわれています。特に螺髪と衣紋の彫刻が重厚で貞観式(じょうがんしき)仏像とみられ充実感と迫力のある仏像である。1979年(昭和54年)3月に大津市指定文化財に指定された。